写真撮影について適当に・・・。(ファイ〇ダー越しのなんちゃらと言うタグはまだ私には早い)

【はじめに】

思うところがあったので趣味の一環として始めた写真撮影について少し書き留めています。


私自身はまだまだ修行中で他人に言える立場ではないと理解したうえで書いているのでご了承ください。
不快に感じる部分や「お前が言うな」という部分もあるのですが、ブログなので個人の感想だらけです。

松山市内にて、てらたぬ。さん』

 

カメラを持ち始めたきっかけは、自転車で散策して景色を見ながら良い景色が合ったら撮ろうかなくらいの気持ちで始めたものです。
その時にはまだ何となく気になった、良いと思った景色をオートで適当に撮るだけのものでした。

それがライブやアイドル現場に赴くようになってから少しづつ内容や求められる技術が変わってきて、試行錯誤の連続でした。


物販での撮影、屋外では順光や逆光などの環境は選べず、ライブハウスは明るさが足らないうえにメンバーのいる位置によって光量が違う上にワンチャンで
短時間で撮影しなくてはならないという制限付きなので、最初は失敗することも多かった。(今でもよく失敗するけど)

撮影可能現場であっても基本的には沸いて撮るの両立なので、撮影枚数は少なくても得るものは多かったと思います。
この両立で得たものは、振りやフォーメーションが覚えやすいので撮影ポイントが分かりやすくなる。
撮影不可のイベントでも「まぁいいか」と切り替えられる。
デメリットとしては、推しのパートの時に沸いてシャッターチャンスを逃したり、ここぞと言う時に沸きやネタを優先してチャンスを逃す事が多いことです。
(例:バズワード中にカメコ式)

 

『カメラを構えてカメコ式の風景』

 

【写真の選定と掲載について】

撮った写真の権利についての問題は、法律的に倫理的に話している方の動画があるのですが、ここでは個人的な意見を・・・。
撮ってアップする人よりも撮られてアップされる側の方が格段に負担が大きいので、撮られるほうが偉い!(断言)
それを念頭にSNSにアップするときには変な写真はアップしないよう、魅力が伝わるような写真選定を心がける。

写真の掲載時の注意点で「半目や表情が微妙であったりポーズがおかしかったりするのはやめて欲しい」と言うのがよく聞かれる。
最近では「可愛く撮れたのをアップして」と少しオブラートに包んで言う事が多いが、明らかに被写体が変に映っているのに被写体がファボってしまう為に「本人からのお墨付き」と勘違いしてしまう者もいるし被写体の為にもならない。
(名指しで言いたいけどガマンしてますが、たぶん皆さんも気が付いているかとw)

 

被写体のタグを付けたりしていると通知が行き、ついファボりがちだろうが「この写真は可愛くないな」と思ったらスルーすると、カメラマンの勉強にもなるとだろう。

 

美少女図鑑はアップできる枚数が決まっていて、運営に規定枚数を送ってからモデルさん達が掲載の可否を決めるので、掲載の枚数制限があり、片っ端からアップすると言うのはある程度防ぐことが出来た。

しかし撮影可の現場では個人個人の判断にゆだねられており、失敗写真を何10枚もネット上にアップする事にもつながる。
半目や変な感じに髪が顔にかかっていたり、2重あごや変なポーズで止まっている、ダンスで服の裾が出てるetc・・・。

変な写真を何十枚もにアップするよりも、厳選した少数精鋭で魅力を伝えることが出来たらいいなと思っています。
環境によってよい写真が一枚も無い場合は、被写体の為にも一枚もアップしないのが正解だと思っています。

ちなみに自分自身の中で「いい写真だけどどうだろう?」と審議が必要だと感じた時には、複数の目で判定するため、友人に写真を送って判定をお願いすることがあります。

(最終的な判断は私にゆだねられているので責任は私にありますけど)

 

もし私がアップした写真で「なんでそれを選んだの?」と言うのがあったら教えてください。

 

写真選びについては特に女性の方が選球眼が優れており、NG写真をアップする事が無いように感じます。(個人の感想です)
スマホで撮ったものでもチェキでも現場の楽しさを写している魅力的なものが多く、そのセンスがうらやましいと常々思っています。

 

(こじんのかんそうばっかり)


【技術について手短に】

最初の頃に覚えたのが『手前の目に焦点』『逆光で撮るとキレイ』という基本でした。
この2つだけを覚えただけでも驚くぐらい写真が良くなったのです。

 

『究極超人あ~るのセリフの意味が、この年齢になって分かった。』


(具体的に気になる方は現場で聞いてください)

本格的に取り組みたい人に、まず身につける事をお勧めします。

 

後は明るさとホワイトバランス、水平を気をつけるだけでもグッと引き締まります。
最初から基本を崩すよりは知らないで合わせないよりは、知っていてあえて崩す方がよりよい写真になる。(個人の感想です)

 

特にセンスが良い人がここをきっちりしていないと「もったいない」と思ってしまう。
技術は身につけることは出来てもセンスはなかなか身につくものではないから特に・・・。

構図については細かく言うときりがない上に、私がなかなか意識できていないので、またの機会に書きます。(たぶん)


【細かい技術について】

細かいことですが、カメラの持つ時に ひじを立てて持つと安定しない上に後ろから見る人がいた場合に邪魔になる構えですね、脇をしめて構えるほうが安定もするし。
あとは天候が悪い場合に最前で黒い傘を持っていると迷惑など、他人のフリを見て身に着けた作法も多いですね。

 

勉強は大切で、勉強しなければ太陽の反対側の方が空が青いなんて意識さえしていなかった。

 

【撮影時の心構えについて】

屋外の現場では到着したら実際の太陽の位置を確認をする。
ステージが見やすい場所にするのか、太陽の位置関係を考えて上手からが良いのか下手からが良いか、ステージが高い場合は下から見上げるのが良いのか遠くからの方がよいのか。
(下からだとローアングルになってしまったり、被写体が下を向いている所を見上げて撮ると2重あごに見える場合もある)

 

通行人やモデルさんに配慮するのは良い写真を撮ることよりも重要だと思って臨んでいるので、個撮の時は、あまり暑いとモデルが可愛そうなので良い写真よりも日陰で撮ることを優先させることもあったり、寒かったら早めに切り上げる旨を事前に説明したり、ライティングの説明もする場合もある。(説明も無しに突然するよりまぶしくない)
ストロボも自分に直接あてて、まぶしくないか確認して、まぶしいようであれば調整することもあります。

 

『ストロボもライトも直にあてるときつい。』

 

「なぜそう撮るか」を説明したり、どんなふうに撮れたかは見せるように、出来る限り配慮するようにしている。(一分の時間制限がある現場ではなかなかできないけど)そうすることで被写体からも案が出たり、それに合ったポーズを引き出すこともできます。

 

【事前準備について】

「段取り八分」(仕事の良し悪しは取り掛かる前の準備で8割方決まると言う意味)
という言葉がある通り、事前に当日の作戦会議は念入りに行っている。(つもり)

撮影会の前の観察は大切な事で、事前のロケハン(下見)も大事、現地に行けなければ現地の写真やGooGleマップ、天気や太陽の向きも調べる事は可能だし、当時に少し早めに現地入りする事でフォローもできる。、

こすみっとの時には事前にHPを見たり、他の方が撮ってアップしている写真や、黒ホリや白ホリでの撮影方法を調べたりと、当日のシミレーションをや設定の変更や小道具つくり等も行っている。

 

『こすみっとの黒ホリと、準備した黄色のストロボ。』

 

『もはや小道具とは言えない立て看板』

 

タオル美術館はたまたま集合時間前に行ったおかげでゆっくり下見が出来て撮影に臨めたし。
事前にYouTubeでイルミネーション撮影について調べていたおかげで、ぶっつけ本番よりはかなり良い写真を残すことが出来たと思う。

 

『事前の下見と勉強で自分の力以上のものを引き出せることもある。』

 

【時間制限の中での撮影】

美少女図鑑では、1分交代だったので小道具などのセッティングや演技指導wに時間がかかってしまい、一分に2~3枚の撮影になってしまう時もある。
けれどそのおかげでセッティングのスピードは上がったと思う。

 

個撮だと色々と設定を変えて挑戦できるし微調整も可能だが、物販や時間が決まっている撮影ではそうはいかず順番が回ってくるまでに
大体のセッティングをしておいて順番が来たら最終調整するという方法をとっている。
その時には仲間を撮って調整しているが、みんな快く受けてくれるのはありがたい事です。

 

シャッタースピードを調整中にわざと動いてみた時の自撮り。』

 

あまり設定でもたもたしていると後ろで待っている人に迷惑がかかるし、何よりスマートではない、撮影だけに集中しすぎて周りが見えなくなる元プロを名乗る人が反面教師になってくれているので感謝している。(嫌味)

 

【編集、加工について】

後で明るさやホワイトバランスを調整する事に「編集するのは邪道」と言う人がいたが、その場で設定するか後で調整するかだけで変わってないと思うし、後で編集する事によって「あの時はもっと明るく撮るべきだった」等の反省点が見つかって、徐々に設定が上手くなると思うのでお勧めです。

 

『全く同じ写真でも雰囲気がかなり変わるので、自分好みの写真に近づけるかも?』

 

一眼の人は物販の数枚だけでもRAWで撮って編集してみるとよいと思います。

「編集は邪道」「撮って出し至上主義」を否定するわけではないが、撮って出しにこだわるのは設定を完璧にできるようになってから出良いと思う。(完璧な人はいるのか?)

 

『設定を失敗した写真でも、良い写真になったり今後の勉強になることも多い(左が編集前)』

難しいのはステージ写真で、演者があえて色のついた照明を使ったり暗くしている場合にホワイトバランスで修正したり、かなり明るくするのが良いのか?
など課題も多い。

 

『あえて演者の意図をくんだ色温度調節と明るさにしてみた。』

 


【嬉しかったこと】

今は教科書通りにするのが精一杯だが、それでも良いとほめてくれる人はいる。

 

私が撮った某アイドルさんの写真を気に入ってくれたのか、しばらくの間SNSのアイコンにしてくれていたのはとても嬉しかった。
(それに対してなんか言った人がいるっぽくて公式の画像に差し替えられていたのは残念な事だけど。)

某生誕祭のファン企画のぼりに採用されていたこともあった。

 

『のぼりの写真はこれしか残ってなかった。』


他には・・・かなり前の事だしもうそのコンプレックスも無くなっているようだから取り上げるが、5年ほど前に某アイドルさんが撮影会の時に「自然に笑うのが苦手」だとおっしゃっていて、指摘されると涙ぐんでしまう事もあった。
その時私がとった行動と提案したプランは我ながら機転が利いていた。
「じゃぁクールビューティーな感じで撮ろう!」この一言で彼女の表現の幅は広がった。(と思う)

この出来事のおかげで私の表現の幅も広がったと思う。

 

 

【今後について】

私ごときが言う筋合いではないかと思うが、私自身のアウトプットの為にも勉強会でも開きたいと思っている。
偉そうだけど、他の人に教えたり教えてもらう事で知識を固めたり、他のカメラマンさんの話を聞いたり、添削したり、してもらうことで自分では気が付かない部分のレベルアップが図れるかもしれない。
(好みもあるので難しいが)

あとは経験を積んで、身につけた知識をとっさに利用できるようになりたいと思っています。
今は勉強した知識はあってもとっさに出来なくて撮影後に「もっと〇〇すればよかった」とか「あのアングルで撮ればよかった」など反省点が多いので・・・。

カメラマンの皆さん、一緒に良い写真を撮って、楽しみながら推しの魅力を拡散しましょう。

 

 

『影を生かした写真を勉強して幅を広げたい。』